Letter 3





画像だと読みにくいので、以下にtxtで記します。

いつもお世話になっております。
去年の12月に問い合わせをいただいた課題の件についての回答が遅れましてお詫びを申し上げます。
早速ですが、**様のWJ(YY******、登録番号は札幌300な****)のサンルーフを全開にする
ように改造などが出来ないかと言う問い合わせについて、製造工場(グラッツ)より回答がきま
したのでご報告します。

★サンルーフが全開しないようにレールにストッパーがある。このストッパーを取り外すこと
によってサンルーフは全開可能と考えられる。
★ストッパー自体の構造(レールと一体になっているか、ボルトで止められているか)は確認でき
ず。ストッパーの構造をを確認するため現品を分解する必要がある。
★サンルーフが全開しないように改善された理由は、全開時室内に入る空気によって室内(ル
ーフとルーフ・ライナーの間)に気流が生じ、人間の耳に痛いほどの低いバタバタ音(ヘ
リコプターの音に近い)が生じるため。更に、この気流によってルーフ・ライナーが外れた
り、壊れたりするケースも発生した。

結論
**様に上記を説明していただいてもまだサンルーフが全開できるようにしたいご要望であれば、
ストッパーを外せば出来ると推測できます。
ただし、当作業によって車両の「品質」が落ちることと、運転者への不快感と車のダメージと言
う観点から見ると、クライスラー・ジープ技術課としてお勧めできない作業です。従って、当作業に付
いての指導を遠慮させていただきます。但し、北海道クライスラー様にて作業を進める事が決定
された場合、資料の収集等は協力させていただきます。(例:新品のサンルーフにてストッパーの
確認)。

ご理解とご協力よろしくお願いします。

                                                                                     以上

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